就職氷河期世代あるある

sonic58

支援の狭間で思うこと〜親としてのモヤモヤ〜

子どもが高校に上がったタイミングで、子ども手当の拡充が発表されました。そんなに声が聞こえてきました。

もし1年遅く生まれていたら、満額の手当がもらえた。中学三年生だったら対象になっていた…。わずかなタイミングの差で受けられない支援。これ、実は初めてじゃないんです。

保育料の無償化も、うちの子にはギリギリ間に合わず対象外。さらにさかのぼれば、高校の無償化も、全日制や私立ではまだ条件付きだったり、所得制限があったり…。制度はあるけれど、実際には「恩恵を受けられた感覚が薄い」のが正直なところです。

最近では、新卒の初任給が一気に何万円も上がったというニュースも見ました。もちろん、それは社会全体として良い流れだと思います。でも、ふと立ち止まって思うのです。「ちょうど真ん中にいる私たち親世代って、損してない?」と。

教育費は相変わらず高く、物価も上昇中。制度は整いつつあるのに、今まさに子育て・教育にお金がかかる世代には届かないことが多い。なんともやりきれない気持ちになります。

「過渡期」や「端境期」という言葉で片付けられることもありますが、私たち“狭間の世代”にも、もう少し目を向けてほしい。未来のために頑張る親たちの声が、制度の設計にももう少し反映されることを願っています。


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