ブラック企業の見分け方:社長が人事権を握っている会社は要注意
就職活動や転職活動をしているとき、表面上は「アットホームな職場です」「風通しの良い会社です」といった言葉をよく目にします。ですが、その裏に潜むのが“ブラック企業”の存在です。今回は、その見分け方の一つとして 「社長が人事権を持っている会社」 に注目してみたいと思います。
中小企業では、社長が採用から昇進・降格、さらには異動まで、すべての人事権を握っているケースが少なくありません。一見すると「経営者の判断が早い」「フットワークが軽い」といったプラスに見えるかもしれません。しかしその裏側では、社長の気分ひとつで社員の将来が左右される危うさがあります。
さらに注意したいのが、組織をイエスマンで固めている会社です。反対意見や改善提案をする社員は煙たがられ、結果として意見の多様性が失われます。こうなると会社は成長よりも「社長に逆らわないこと」が優先され、働く側にとっては息苦しい環境となってしまいます。
もちろん、中小企業=ブラック企業というわけではありません。むしろ柔軟で人間関係の良い会社もたくさんあります。ただ、就職先や転職先を選ぶ際には、面接や企業研究を通じて「社長がすべてを決めていないか」「周囲はイエスマンばかりではないか」を意識的にチェックすることが、自分を守る大切なポイントです。
ブラック企業を避ける第一歩は、「会社の仕組みを見抜く目」を持つこと。華やかな求人広告に惑わされず、冷静に企業の実態を見極めていきたいですね。
人事部はありますか?とさりげなく質問してみてください。無ければ要注意‼️
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