氷河期世代、またも「無償化の波」から取り残されるのか
最近、政府が推し進めている保育料無償化、高校授業料(私立含む)の無償化、そして次に議論されている給食費無償化。子育て支援が充実していくのは社会全体にとって良いニュースのはずですが――
ふと我々 氷河期世代 は思うのです。
「また、対象から外れるのか」と。
就職氷河期で厳しいスタートを切り、非正規や転職を重ねながら、家計と将来の不安の中で子育てもこなしてきた世代。けれど、いざ制度の恩恵が広がる頃には、もう子どもが対象年齢を過ぎている。
まさに“いつもあと一歩遅い”のが氷河期世代の宿命のようにも感じます。
保育料無償化も間に合わず、私立高校の授業料無償化にもギリギリ間に合わず、そして今度は給食費の無償化まで対象外になりそう――。
こうしたニュースを見るたびに「結局、自助努力だけでここまで来たんだな」と、どこか複雑な気持ちになります。
もちろん、未来の世代に投資するのは大切です。日本の少子化を考えれば必要不可欠な政策です。でも同時に、氷河期世代が抱えてきた長年の負担と支援の薄さにも、少しだけ目を向けてほしい。
「やっと社会が良い方向に変わるのに、自分たちには一切恩恵がない」――そんな気持ちを抱えたままでは、心から応援する気持ちになれないのも当然です。
これからの社会が、どの世代にも公平さを感じられるような仕組みづくりへ進んでいくことを願うばかりです。



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