補助金は誰のため?結局お金持ちが一番もらっている話
先日、我が家にもエコキュートの補助金20万円が入りました。ありがたいことです。
でもふと思ったんですよ。「これって、結局お金持ちの方が得してない?」と。
エコキュートって本体と工事合わせると40〜60万円は普通にかかります。
つまり、その出費を先にポンと出せる家庭じゃないと、補助金のスタートラインにすら立てません。
制度は誰にでも平等に開かれているようで、実は“先にお金を出せる人”にしかチャンスがないんです。
一方で、低所得者向けの給付金(数万円)に対しては「ずるい」「不公平だ」という声をよく耳にします。
でも冷静に金額を比べると、住宅ローン減税や高額設備の補助金など、いわゆる“お金持ち向け優遇”の方が、トータルでははるかに金額が大きいことが多いんです。
結局のところ、補助金の恩恵を一番大きく受けているのは、お金を持っていて制度をフル活用できる層。
「低所得者給付金ずるい!」と言う前に、「補助金制度の設計そのものが格差を広げていないか?」を考えるべきなのかもしれません。
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