物価高

sonic58

最近、改めて感じるのは「生きるための基本」がどんどん高くなっているという現実です。
ガソリンが上がれば通勤・物流のコストが増し、米の値段が上がれば食卓に直接響く。さらに電気・水道といったライフラインまで値上げが続くと、もはや「節約で何とかなる」レベルを超えてきます。

人は贅沢を削ることはできても、ガソリンを使わずに車を動かすことはできません。米を食べないで過ごすことも難しいし、電気や水道をゼロにすることも不可能です。つまり、値上げの矛先は私たちの「生活の土台」そのものを直撃しているのです。

特に厳しいのは年金生活の方々です。収入が増える見込みがない中で、支出だけが確実に膨らんでいく。毎月の年金額は同じなのに、ガソリン代、食費、光熱費が一斉に上がれば、生活のやり繰りに苦労するのは当然です。老後は安心して暮らせるはずが、「値上げ」という形で新たな不安が押し寄せているのです。

もちろん、節電や節水、買い物の工夫でしのぐことはできます。でも、必要不可欠なものほど値上げが続けば、個人の努力だけでは限界がきます。だからこそ、補助や仕組みの見直しが必要なのではないでしょうか。

「暮らしを守るためのコスト」が上がる今こそ、社会全体で知恵を出す時期なのかもしれません。


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