資格試験「勉強時間の目安」に潜む落とし穴


資格試験の勉強時間の目安として、
「合格まで1,000時間」
「〇〇資格は○時間必要」
こんな数字をよく目にします。
でも、この数字の受け取り方には注意が必要です。
1,000時間=短期間での話
まず大前提として、
1,000時間というのは、短期間で集中して積み上げた場合の話です。
1日3時間なら約11か月。
1日5時間なら約6〜7か月。
これを
「5年かけて1,000時間やればOK」
と考えてしまうと、かなり危険です。
人間は、忘れる生き物
人は驚くほど簡単に忘れます。
去年完璧に理解したはずの論点が、
数か月後には
「……あれ?」
となる。
これは能力の問題ではなく、人間の仕様です。
勉強期間が長くなればなるほど、
・忘れる
・戻る
・やり直す
このロスがどんどん増えていきます。
結果として、
1,000時間勉強したはずなのに、実力は積み上がっていない
という状態に陥りがちです。
しかも、人による
さらにやっかいなのが、
勉強時間は人によって全然違うということ。
・初学者か経験者か
・理解が速いか、じっくり型か
・仕事や家庭との両立状況
同じ1時間でも、吸収量は人それぞれ。
他人の「〇時間で合格した」は、
あくまで参考情報でしかありません。
大事なのは「時間」より「密度と期間」
だから意識したいのは、
だらだら何年も続けない
忘れる前に、次へ進む
できるだけ短期間で一気に仕上げる
「1,000時間やる」よりも、
「この期間で合格ラインに持っていく」という発想。
勉強時間の目安は、
自分を縛る数字ではなく、
ペースを作るための目安として使うのが正解です。
今日の1時間を、
3年後の1時間にしない。
忘れないうちに、積み上げていきましょう。

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